下関を中心に業界では、語呂を合わせてふぐの記念日を制定しています。当日は生産者や加工業者、料理店などがふぐ食の普及拡大のため、全国各地でイベントやキャンペーンなどを開催します。
下関では、1980年に下関ふく連盟によって「ふくの日」が制定されてから、毎年2月9日に海や商売繫盛の神が祀られている恵美須神社で「ふくの日祈願祭」が行われています。ふぐの豊漁と航海の安全、そしてフグ業界の発展を祈ります。
また、下関ではシーズンの到来を告げる初競りに近い9月29日も「ふくの日」に制定しています。シーズンの最盛期を迎える前の11月29日は、生産者が中心となり「いいフグの日」に制定しています。(一社)全国ふぐ連盟の全国の加盟店は、「いいフグの日」のポスターを店頭に貼り、ふぐシーズンの到来を知らせます。
毎月29日は「肉の日」として馴染まれていますが、都道府県食肉消費者対策協議会が制定したものです。行政と業界団体が一丸となって応援して、肉の消費量も増えていますので「肉の日」として定着しました。フグも美味しさを広めて、多くの皆様に「ふくの日」をアピールしたいと存じます。
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